長崎県内で働く歯科衛生士

歯科衛生士は厚生労働大臣免許を有するお口のスペシャリストです。
歯科医師の診療の補助、歯科予防処置や歯科保健指導を行い、お口の健康を守る為、生涯にわたって、人の健康に役立つ仕事のできる専門職です。
活躍の場は、歯科医院だけでなく病院、施設、企業、行政(保健所)、歯科衛生士学校などの他、在宅訪問等での口腔ケアも行い、活躍の場はどんどん広がっています。

県内でも歯科医院をはじめ、様々な分野で多くの歯科衛生士が活躍しています。
このページでは、各現場における歯科衛生士の活動の一部をご紹介します。



【歯科診療所】

S・Y さん 
(歯科衛生士歴40年、 勤務歴約20年)


長崎県内には約800件の歯科診療所があります。歯科衛生士の多くはメインスタッフとして、各歯科診療所で1〜数名が活躍しています。
歯科診療所は患者さんにとって、かかりつけ医としての役割が大きいので、なんといっても一人一人の患者さんとの結び付きが強く、一人の患者さんと長くお付き合いが出来、患者さんの生涯を通じて口腔管理をさせて頂いているということに大きなやりがいを感じます!

【訪問指導】

M・Tさん
( 歯科衛生士歴32年)


歯科衛生士は、行政(市町村)やかかりつけ歯科医師の指導の下に、個人のお宅や介護施設・病院などへ訪問し必要な歯科保健指導(口腔ケアなど)を行います。
また、口腔内に問題点があれば歯科治療につなげるなど、お口の健康管理や食のサポートをしています。
高齢化社会を迎えた現在、訪問診療における歯科衛生士のニーズも増々高まってきています。
高齢者の最高の笑顔に出会えた時、やりがいを感じています。


【歯科衛生士学校】

S・Hさん 
(歯科衛生士歴
30年、勤務歴8年)

県内には3つの歯科衛生士学校がありますが、各学校に4〜7名の歯科衛生士が専任教員として、歯科衛生士を目指す学生の育成に当たっています。
歯科衛生士の職場の中でも特殊な環境で、学生を一人前に育て上げ、国家試験に合格させるためには非常に困難も多いですが、歯科衛生士になることを目標としている学生は常に希望に満ち溢れており、無事卒業していく姿を見るとやりがいと達成感の大きい職場でもあります!


【口腔保健センター】

T・Iさん
(歯科衛生士歴歴23年、勤務歴16年)


長崎県歯科医師会には、長崎県の委託を受け開設している歯科診療所「口腔保健センター」があり、障害(児)者歯科医療、口腔衛生教育、及び休日歯科診療を実施しています。
現在 3名の歯科衛生士が常勤で、非常勤歯科衛生士も3名ほど働いています。
会館内の診療所での勤務の他に、県下(離島を含む)の障害者を年次計画で専用の歯科診療車で巡回し、地域の開業医で通院や診療が困難な障害(児)者の相談や診療を行っています。
また、休日にも勤務があり大変ですが、変化に富み、障害者歯科という特殊な部門で非常にやりがいの大きい職場です!

【行政(保健所など)】

K・Kさん
(歯科衛生士歴30年、勤務歴8年)


保健所勤務の本業務は申請事務ですが、歯科保健事業では、現場のお手伝いをさせていただいています。歯科医院での勤務とは、また違った観点から歯科保健のあり方を感じ、携わることができ感謝しています。

【医院・老人施設】

K・Yさん 
(歯科衛生士歴40年、勤務歴7年)


私が働く医院は、内科、外科の療養型施設です。他に老人施設があります。
入院患者様、入所、デイサービス、デイケアの利用者様の、口腔ケアを主に行っていますが、時には、ゲームを一緒に楽しんだり、おしゃべりの相手も大切な仕事です。
在宅患者様と、歯科医院との連携など様々ですが、リハビリにより口腔についての問題が改善した時は喜びを感じ、最期を迎えられる患者様が、アイスを口にし笑顔を見せて下さった事も忘れられません。
お見送りする時の口腔内を、爽やかに気持ち良くさせていただけるのも歯科衛生士だからこそと、感謝で働いています。


【病院(多職種連携)】

K・Kさん 
(歯科衛生士歴
23年、勤務歴3年)

私が働く病院は、3病棟(143床)全て回復期リハビリテーションに特化した専門病院です。当院では、社会生活への復帰、自立支援には身体のリハビリテーションと同時に口腔機能の回復・向上が重要であるとの考えから、歯科衛生士3名がそれぞれ病棟の専従スタッフとなり、全ての入院患者について口腔衛生と口腔機能の評価・アセスメントを行い口腔管理を行っています。
入院から退院まで患者様の日常生活に関わる事で、口腔に限らず身体機能の回復・向上を身近に感じる事ができます。これは、一般歯科では味わえない喜びではないかと思っています。この病院に来て、口のリハビリテーションの大切さを再認識し、歯科衛生士という仕事の奥深さを知り、やりがいを感じています!


【大学病院】

T・Yさん
(歯科衛生士歴35年、勤務歴35年)


私が勤務する長崎大学病院は、平成24年2月をもって、これまで別棟だった歯科部門が大学病院本館に全面移転しました。ここで働く歯科衛生士の数は、現在16名です。
大学病院ということで、医科・歯科の入院患者さんの口腔ケアを積極的に行っています。診療科は専門分野に分かれており、その中で私たちは歯科衛生士業務を行っています。また教育機関でもある為、歯科診療に従事しながら、歯学部・歯科衛生士専門学生等の実習生の指導も行っております。
   私自身、現在は教育・指導がメインメインとなっていますが、若い学生への対応は一筋縄でいかないという難しさもありますが、そういったところにやりがいを感じながら、日々頑張ろうと思っている次第です。

  

【離島地区】

K・Kさん 
(歯科衛生士歴30年、勤務歴8年)


長崎県の各離島地区においても、歯科衛生士は各歯科診療所・保健所などで活躍しています。
私が住む上五島地区には、現在約15名の歯科衛生士がいます。そのうちの8名で地区のDHの

会を作って、地区での様々な委託事業等に取り組んでいます。


離島においては、特に高齢者の歯科保健に対する取り組みが必要とされる地域が多く、今後は介護予防事業への取り組みにより、離島地区においても歯科診療所以外における歯科衛生士の需要が高まってきています。
離島出身の歯科衛生士が地元に戻ってきてくれることを、切に願う今日この頃です。



ご紹介した現場以外にも、歯科衛生士が活躍している現場はまだまだあります。
また、高齢者を対象とする介護予防事業や訪問医療において、歯科衛生士の需要は高まっていますので、今後活躍できる現場はどんどん増えていくことが期待されています!!

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